インプラント治療
IMPLANT
当院のインプラント治療の特徴
- 細い診断による安心安全なインプラント治療
- 大学病院での豊富なインプラント治療と実績
- 日本口腔インプラント学会専門医による高度な治療
- 患者様それぞれに最も適したインプラント治療の提案
- 信頼できるインプラントメーカーとの連携
- コンピューターガイドシステムなどの最新設備を完備
- 治療を安全に行うための静脈内鎮静法に対応
インプラント専門医とは
当院では、(公社)日本口腔インプラント学会認定の専門医やその専門医の指導の元で治療を行います。(公社)日本口腔インプラント学会は、日本でも最大級の規模を誇る学術集団で、専門医の資格を持つのは日本全体の歯科医師の1%ほどです。専門医になるためには以下のような条件を満たす必要があります。
- 日本国歯科医師免許を有すること
- 5年以上継続して日本口腔インプラント学会会員であること
- 研修施設に通算5年以上在籍していること
- 専門医教育講座を3回以上受講していること
- 本学術大会または支部学術大会に8回以上参加していること
- 指定された研修を修了していること
- 定められたインプラント治療の経験があること
- ケースプレゼンテーション試験(実際に行った治療に関する試験)に合格していること
- 本学術大会または支部学術大会において2回以上発表していること
- 口腔インプラントに関する論文を本学会誌または外国雑誌に発表していること
つまり、数多くの臨床経験や実績、学会発表をしております。そして、皆様により良い治療がご提供できるように日々研鑽いております。
まずはインプラント治療についてご相談等ありましたらお気軽にご相談ください。
インプラント治療とは?
インプラント治療は失った歯を補う治療法の一つです。顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込み、その上にアバットメント(土台)と上部構造(上物)を作ることで噛む機能を回復することができます。骨を土台とするため、しっかり噛むことができ、他の歯への悪影響がないのがインプラントの最大の特徴と言えます。
<インプラント治療の目的>
①噛み合わせの回復
②見た目(審美性)の回復
③残存歯や周りの骨の保護
それぞれを目的にインプラント治療は行います。
インプラント治療のメリットとデメリット
メリット
- しっかりと強く咬める
- 取り外す面倒がない
- 自分の歯にかかる負担が減る
- 隣の歯を削る必要がない
- インプラントはむし歯にならない
デメリット
- 治療期間が比較的長い
- 治療費が比較的高額
- 外科処置に伴う痛み・腫れ・出血・合併症の可能性がある
- お手入れを怠るとインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)になる可能性がある
ブリッジや入れ歯との違い
ブリッジによる治療
両隣の歯を削り、型をとったあとに一塊の繋がった歯を入れる治療です。
- メリット
-
- 固定式でない
- インプラント治療と比較し短期間で治療が終わる
- 保険診療と自由診療を材料で選択できる
- 噛む感触が自分の歯と近い
- デメリット
-
- 隣の歯を削る必要がある
- 支える歯の負担がかかる
- 支える歯が無い場合は適応外となる
- ダミーの歯の底に汚れがたまりやすい
入れ歯による治療
隣の歯にフックをかけて人工の歯を補う治療です。必要によって隣の歯や他の歯を少し削り、型をとってつくります。
- メリット
-
- インプラント治療と比較し短期間で治療が終わる
- 保険診療と自由診療を材料で選択できる
- 取り外し式なので、清掃性がよい
- デメリット
-
- 取り外しが面倒
- 噛む力が弱い
- フックをかけた歯に負担がかかる
- 発音や口の中に違和感を覚えることがある
当院でのインプラント治療の流れ
① 治療相談・カウンセリング
まず担当医からインプラント治療の概念やブリッジと入れ歯との比較、メリットだけでなくデメリットも含めてご説明をさせていただきます。なかにはこの時点でインプラント治療が適切ではないと考えられる場合には、別の方法をご提案させていただくこともあります。
② 検査・治療計画立案
インプラント治療についてご説明を行い、検査を行っていきます。検査については、お土の中の状況により複数回かかることもございます。
検査結果が出ましたら治療計画をご説明させていただきます。ここでは具体的な治療の流れや費用、術式についてインプラント治療が適切か、又は他の治療法の方が最適だった場合、そのことも含めご提案します。
③ インプラント術前処置
安全で確実なインプラント治療を行うために、虫歯や歯周病を治療するなどの必 要な処置を行って参ります。
また、インプラントを適切に骨に埋め込めるように、自家骨、又は、骨補填剤(こつほてんざい)などを用いて骨を増やす処置、骨造成(こつぞうせい)を行うケースもあります。
④ インプラント一次手術(インプラント埋入手術)
インプラント体を埋入する手術を行います。手術後は1週間から2週間後に糸取りを行います。その間は激しい運動やご旅行はお控えください。
インプラント体を埋入後、骨と結合するまで3〜6ヶ月待ちます。
⑤ インプラント二次手術
3〜6ヶ月後、歯茎の中に埋まっているインプラント体とアバットメントを取り付ける手術を行います。
⑥ 上部構造の装着
手術後に歯茎が落ち着いたら型取りを行い、仮歯を装着します。噛み合わせや形に問題がなければ、仮歯を参考に最終的な上部構造を作製し、装着します。
⑦ 定期検診
インプラントは、虫歯にはなりませんが、お手入れを怠るとインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)になる可能性があります。そのため数ヶ月に一回はメンテナンスが必要となります。また、定期的にレントゲン撮影にて経過も確認させていただきます。
治療後のアフターケアの重要性
インプラントは入ったら終わりではなく、インプラント周囲炎などのトラブルを予防していかないといけません。予防するために日頃からの歯磨きや年に数回ほどのクリーニングや噛み合わせのチェックが必要となります。
当院では、インプラント治療終了後のアフターケアも行わせていただきます。トラブルになる前に予防することを心がけましょう。